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セミナー「UDフォントを通じたITシステムのアクセシビリティ向上の理解と実践」

大学ICT推進協議会ユーザーコミュニケーション部会は、来る12月22日(金)に
ソフトウェアライセンス部会および京都大学学術情報メディアセンターとの
共催により、学術情報メディアセンターセミナー「UDフォントを通じたITシステムのアクセシビリティ
向上の理解と実践」を開催します。

本セミナーでは、ユニバーサルデザインの思想に基づいて開発されたUDフォント
やその周辺概念についての理解を深め、実践につなげることを目的とし、開発側
企業と利用側機関の双方の立場からそのコンセプトや導入事例、研究事例に
ついてご講演をいただきます。
参加をご希望される方は、以下セミナー情報ページよりお申し込みください。
https://www.media.kyoto-u.ac.jp/accms_web/event/2977.html
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

【プログラム】
※すべて会場より講演いたします。
◆13時00分~13時30分
講演者:丹羽 量久(長崎大学ICT基盤センター 教授・副センター長)
講演題目:大学における文字情報のアクセシビリティ向上の意義とUDフォント導入
講演概要:「学びのユニバーサルデザイン」の概念に基づく環境設計は、誰をも
学びにアクセスしやすくさせる。本講演では、文字情報のアクセシビリティ向上
を目指した長崎大学における実践事例として、UDフォント導入と授業での利用に
ついて紹介する。

◆13時30分~14時15分
講演者:須田 茉利江(株式会社モリサワ 東京本社公共ビジネス課)
講演題目:フォントメーカーが語る、教育支援としてのUDフォント
講演概要:UDフォントが、今なぜ教育支援ツールとして期待されているのか?
本講演では、フォントメーカーのモリサワから、UDフォントのコンセプトや
エビデンスについて、タイプデザイナーの思いや社会的背景を交えて紹介します。

◆14時15分~14時45分
講演者:西端 律子(畿央大学教育学部 教授)
講演題目:UDフォントと読字障がい ~小学校を事例として~
講演概要:小学校の掲示物から見るUDフォントの事例および読字障がいの児童の
「見え」に対する研究(京都大学・緒方研究室)の一部を紹介します。

◆14時45分~15時00分
講演者:鈴木 斉(長崎大学経済学部 講師)
講演題目:Word、Webサイトでのフォントの検証方法
講演概要:Word、Excelといったアプリでは少し設定を工夫することで文書の
再利用時に余計な一手間がかからなくなります。またWebサイトではさらに
設定に気を付ける必要があります。そこで本講演では、設定の仕方や確認方法に
ついて紹介します。

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